攻究

 

 

 

 

 

 

JELADO
Age of Longing
301XX

 

 

前回の “2nd Type” に続き漸く、、
ご紹介できることとなりました。

 

今回は、オリジナルデニム“LAST RESORT (伝家の宝刀)”
(インディゴのカラーや生地の打ち込みの本数など全て解析したデータをもとに再現されています。)を使用し、
50年代当時の “革パッチ” をベースにパターンを踏襲しつつ、
デニムの生地のみならず縫製糸や番手など完全に再現し縫い上げられた1本、
Age of Longing 301XX” のご紹介です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1950年代初期の “Levi’s501XX” のDEAD STOCKの生地を分解し、
米綿にこだわり綿から選定し、糸の太さ、繊維長の長さ、撚り回数をなど
科学的なアプローチにより辿り着いた、、

“LAST RESORT (伝家の宝刀)”と名を打つ至極のオリジナルデニム生地。
(インディゴのカラーや生地の打ち込みの本数など全て解析したデータをもとに再現されています。)

 

当時のヴィンテージを参考に
糸の色、糸の太さを合わせて縫製されており、
デニムの生地の向きや、ベルトループ付け方、ボタンの位置やステッチの幅など、
当時のディティールをとことん迄再現した一本に仕上げられています。

フロントボタンは鉄製のオリジナルボタン、使用したリベットは銅ずくのオリジナルリベット、
レーヨン製の赤タブなどもそのままヴィンテージ同様に再現しています。

バックポケットの特徴的な形も再現し、
一筆での縫い方、最後を三角で留めた縫い上げも再現。
そしてベルトループの配色が一か所だけ違う色違いの縫いまでも
再現し製作されています。

 

※“LAST RESORT (伝家の宝刀)”とは…..

 

 

 

 

 

 

2インチ程縮むデニムも久しぶりで、
お客様と共に洗濯&乾燥機で変化を検証。
更に、着画撮影もご協力いただきました。

シルエットは“Levi’s501XX”を象徴するテーパードのレギュラーストレート。
こちらも伝家の宝刀といったところでしょうか。
やはり馴染み深く、どこかホッとしてしまう佇まいです。

 

お客様の反応を見ると、、、

縮み具合に驚かれていましたが、
一番の驚きは “穿き心地” 。

ゴワゴワ感を全く感じさせない”滑らかさ” と
14オンスと思えないほどの”軽い穿き” 心地。

洗った後のゴワゴワとした生地感、
これも少し醍醐味ではあるのですが、
夏場だと暑さが倍に感じるほどの違和感…

この着用感の良さに加え、
しっかりと出るアタリが最大の特徴かと。

 

また長ーーーくなりそうなので、、
この続きは実際に穿いていただく際にでも。

ご清聴ありがとうございました。